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消費者は抽象的な存在…

恋愛小説?を読んでビジネスのことを考えてしまいました。(勝手な想像ですが、著者はサラリーマンをしていたことがあるはず。。。)

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真夜中の五分前five minutes to tomorrow side-B

消費者は抽象的存在であっても、それを構成する個々の人間は断じて抽象的な存在ではない。  前の会社にいたときに、小金井さんからまず叩き込まれたことだった。 「あなたの言う消費者って誰? 男? 女? 年はいくつで、年収はいくら? 家族構成は? 休みは土日? 家はどこ? 車は持っているの?」  小金井さんはそう言った。 「消費者のことなんて忘れなさい。具体的に存在する人間のことを考えて」

この続きに、主人公が具体的に存在する人間のことを斉藤さんと名づけ想像するシーンがあります。

年は三十五歳。大卒で、そこそこの企業に入り、そこそこの立場を与えられている。年収は七百万少々。小さい子供がいて、そろそろマンションでも買おうかと思っていて、だから家計はすごく楽ではないけれど、それでも切り詰めなければやっていけないというほどでもない。これから先、子供が大きくなればもっとお金はかかるようになるだろうけど、まあ、それはまた先の話だから、と、結婚して七年目になる奥さんともそう話している。会社には何人かの部下か、あるいは後輩がもちろんいて、円滑に仕事をするために仕事のあとの付き合いもなるべくおろそかにしないようにしている。その中にちょっと気になる女の子も一人や二人はいる。積極的に浮気をするつもりもないし、仮に女の子のほうから迫られたところで自分が浮気できるかどうかわからにけれど、それでも少しは色気を持ちながらそういう女の子たちと接している。  ある日、斉藤さんはその女の子の一人から個人的な相談を持ちかけられる。 。。。。。

とまぁ続きはまだあるのですが、めちゃめちゃ詳しく考えています。これがビジネスでほんとに使えるかというのは全然わかりませんし、この本は小説でしかも恋愛小説です。だから参考にするようなものではないのですが、私の中でピンときました。これは私に必要だと・・・だからメモしておきます。これは本を読んでの感想ですが、私は周りのことを気にしすぎるのかもしれません、もっと自分が自然で楽なスタイルで生きていくべきなのかも。。。