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WEBエンジニアにとっての顧客視点について考えてみた

エンジニアだからって言われたものを作るだけじゃ不合格。顧客の要望に対してもっとこんな方法がありますよって言うだけでも不十分。そもそもどんなにすごい技術を使って作ったものでも結果が出なければ意味がない。そんな心持ちでいつも仕事をしています。

アプリ開発にあたっても、これは揺るぎない。重要なのはお金を払う側の「顧客視点」である。自分がいくら面白いと思っても買う側がつまらないと思えば意味が無い。自主出版本の大半が売れないのは「自分で出したい本を出す」からで、「みんなが読みたい本を出す」のではないからだ。大切なのは顧客になって考えられる想像力であるといっても過言ではない。 電子書籍&アプリはどうやったら売れるかを考えてみる | More Access! More Fun!

みんなが読みたい本を出すためにはどうすればいいか。みんなが使いたいアプリを作るためにはどうすればいいか。それはみんなのあればいいなを形にしてあげればいい。

だからこれからはビッグデータですとか、クラウドにすればコストが下がりますとか、SEOが大事とか、そんなのは瑣末なことで、まずはどんな人がターゲットで、その人達は何に困ってて、どうやって解決してあげるかというところがとても大切になる。

これはビジネスオーナーはもちろんエンジニアにとっても同じで、いつも顧客視点で考えないと結果はついてこない。エンジニアにとってお金を払ってくれるのはビジネスオーナーのことが多いけど、ビジネスオーナーの視点に立っても本当の成果が出ることは少ない。本当に成果を出したいと思っているエンジニアは、ビジネスオーナーの立場で顧客視点について真剣に考える必要があるのかなと思います。