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SOA(サービス指向アーキテクチャ)

ビジネスはSOAで変革する。 <インターネット時代の「フォード革命」> SOA サービス指向アーキテクチャ―企業システム全体最適化への実践的アプローチ

日本IBMがISV向けSOA会議第2弾を開催、事例中心に具体像をアピール:IT Pro

ITmedia エンタープライズ:天城に集結したIBMの主要ISVパートナーが見た最新のSOA (1/2)

これらの記事を見るとこれからはSOAという考え方が必要になるだろうと書かれているが、この記事をちゃんと理解できる人はいるのだろうか?って思う。 SOAっていうのはJavaとかC言語の仲間?とか思ってしまわないのか?なんでこんなに英語の3文字言葉ばっかりなんだよーとか、どれも似たような名前でわかんないよー、なんでもっとわかりやすく、簡単にしないんだよー?とか。

こんなことをしているからいつまでたってもITは発展しない。

で、以下はSOAを調べながらのメモ。

今までも開発の際に、共通箇所や使いまわせる箇所は関数化、オブジェクト化していた。SOAというのはそれをもっと大きくしたもので、サービス自体を使いまわせるパッケージにしようというものらしい。例えば在庫管理の在庫計算の機能をパッケージ化して、同じような在庫計算している会社は同じものを使えば一から作るより安くなりますよーみたいな感じだ。

たぶんそんなパッケージ群を開発する会社が出てきて、企業はそれらのパッケージを組み合わせて今までより安くて、品質の良い(使いまわしているので品質は良いはず)システムを手に入れることができるという感じだろう。ちょっと車とかPCのリースと似ているかもしれない。 IBMは企業に対して、こんなパッケージがあるからこれとこれを組み合わせてちょっとカスタマイズすればいいですよーみたいな提案を半年1億ぐらいでするのかなぁー。

また、気になるのがSalesforce.comという会社。CRMのシステムをSOAベースで提供しているらしく、Siebelなどのインストールカスタマイズモデルとは違い、外部サーバーに用意されているシステムを利用するという形らしい。これだと同じ機能でも企業のリスクはとても低い。それにメンテナンスや障害対応もいちいちサポート部隊が企業まで行く必要もなく、常に自社でメンテナンスできるし情報も自然と集約する。良いことだらけの仕組みとも思える。ただ重要な情報の管理を外部に委託するというのは、少し心配な気もするがよく考えれば、プロに任せたほうが素人が頑張って勉強して管理するよりずっと良いという考えもある。

だんだんとSOAに対応しないとなぁと思いはじめたところで、実際にどんな風に作ればSOA対応になるのかということを調べてみたい。

その前に私が感じている、SOAの弱点に積み重ねがないという点がある。 土台があってその上にひとつひとつ積み重ねていって、駄目な部分があれば改善し、よい部分はよりよくするというそのサイクルでシステムはその企業にあった良いシステムになっていくという考え方がある。SOAではそんなことはできない。そのシステムはその企業だけのものではないのでどうしても制限がでてくる。そう考えると初めは安くつくが将来的に飛躍的に伸びるとはあまり思えない。