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私かぶしき会社の強み

以前のエントリーで品質と生産性が私の売りだというような事を書いたのですが、その2つを高めるにあたり私は何を鍛えたのか?を考えました。

この考え方は
「アイ・カンパニー」の時代―キャリアを鍛える。モチベーションを高めるで紹介されている自己分析の方法の一つです。

具体的な方法はここでは紹介しませんが、私が品質と生産性を高める中で得ることができたのは、トヨタでいうカイゼン力だと思います。コーディングというプログラマーの主作業を行う中で、日々よりわかり易いソース、よりメンテナンスしやすいソースをと考えカイゼンしてきました。その次には仕様書をコードに落とす為の最適化を考え、自然とロジックツリーをコーディング前には用意するようになりました。

その次に開発者の間で差のあった品質を高いレベルで統一するにはどうすれば良いのかを考えました。一つは最低限の標準化、もう一つは開発要員のモチベーションの維持です。

私は開発で重要なのは集中力その集中力を使う方向を間違えない事、そして集中力を途切れさす要因をできるだけ排除する事だと思っています。この3つを意識すればまずは誰でも優秀な開発要員になることができると思います。

現在私の会社では残業するのは当たり前の事になっており、定時までに終える事の出来る作業でも意識して残業する事が当たり前になっています。これは給与水準が低い社員の苦肉の策ですが、会社側の努力で残業ゼロでも給与は残業している時と同等になるよう給与制度を改定する必要があります。そうする事で、会社はとても生産性の高い社員を得る事ができますし、今まででは処理できなかったような大量の仕事を取ってきても残業でこなす事ができます。しかも定時までに終わるという事を習慣にしていれば、生産性がさらに上がる事も期待できます。これが給与UPを残業代にたよるのではなく、なにかしらの能力を向上する事で固定給を上げるというシステムです。

私の会社もこういうシステムになってくれないと、頑張る人が損をするというだめな会社になってしまいますね。